当院について
川崎田園都市病院は必要な時に適切な医療をご提供し
患者様の安らかで質の高い療養生活をお約束します
当院は急性期病院を退院されたり、施設や在宅では医療的に介護が難しくなられた方のための療養型病院です。院内には患者様の特性に合わせた保険適応の2タイプの病棟があります。
- 医療療養型病棟(医療保険を利用)
気管切開や中心静脈栄養、癌の痛みのコントロールなど、医療的な処置が継続して必要な方が対象です。 - 認知症治療病棟(医療保険を利用)
常時介護が必要で、他の施設では受けることがむずかしい、医療的な処置を必要とされる方が対象です。
急性期病院と比べ入院期間の制限もなく、医師・看護師ともに老年期の医療について熟知したベテランのスタッフを揃えるなど、医療が必要な患者様にゆっくり安心して療養いただける環境を整えています。重篤な患者様の入院のご相談もお受けします。
高齢者社会のニーズに応える、
患者様・ご家族の希望を叶える医療の提供を
川崎田園都市病院は2001年に、医療・看護・介護が必要な高齢者の皆様のための地域医療中心の療養型病院として開院しました。
近年は御年齢を問わず、急性期治療後に自宅や施設での生活が困難となった医療ニーズの高い方が入院されています。
当院の内科病棟では、悪性疾患・難病・糖尿病・呼吸器疾患・心疾患など医療的な処置が継続して必要な方や、高い看護・介護力を要する方を対象とし、可能な限り重症患者様のお受入れも積極的に行っています。また精神科認知症病棟においては、当院の特徴である『精神科と内科の併診・連携』を最大限に活かしております。
私共は、常に患者様をはじめ御家族様とのコミュニケーションを大切にし、長期にわたる療養においても安心してお過ごしただける病院を目指しています。個々の患者様に合った、人間性を重視したケアを提供し、自然で無理のない人生を全うしていただけるような思いやりのある援助を心掛け、地域の皆様の信頼に応える医療・看護・介護を継続するために、職員一同全力を尽くして参る所存です。
経歴
- 昭和50年 昭和大学医学部卒 医学博士
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本神経学会 専門医
- 日本老年医学会 専門医・指導医
- 日本脳卒中学会 専門医
- 日本医師会 認定産業医
- 身体障害 指定医
2023年11月1日
川崎田園都市病院
院長 邉見 仁
その人らしくお過ごしいただける「居心地の良い生活の場」を目指して
2023年11月1日 認知症治療病棟に転換いたしました。
認知症とは、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶・判断力など)が低下して、日常生活・社会生活に
支障をきたした状態をいいます。
2025年には、65歳以上の認知症患者数は700万人、5人に1人が認知症になると言われています(内閣府)。 つまり認知症は誰もがなる可能性のある脳の病気です。そのため、認知症になっても認知症の人と家族が安心して暮らせる地域を作り、 本人の意思が尊重され、出来る限りその住み慣れた地域で暮らし続けることが大切です。しかしながら、認知症と診断されると、 自分が認知症だと受け入れがたい、怒りや悲しみ、不安などから、周囲からは理解できない言動や行動をとることがあります。 こうした心理症状・行動症状が認められ、日常生活に支障があり自宅や施設での生活が困難な方が入院される病棟が、今回開設になる認知症治療病棟です。
初めは入院が必要な症状ではなく外来で通院・相談しながら、入院になる方もおられます。治療・看護・生活機能訓練などを通し、 多職種で連携して患者様・御家族様を大切にし、気持ちに寄り添い、皆様のニーズに合わせ、症状の緩和・精神症状の安定を図っていきます。
2023年11月1日
川崎田園都市病院
看護部長 矢作 奈穂子
川崎田園都市病院の理念
私たちは、心温まる良質な医療・看護・介護を通して、患者様・御家族様に安心と満足を提供します。
基本方針
- 患者様の人格を尊重し、御家族様との信頼関係を大切にします。
- 職員は常に人間性と技術の向上に努め、その学びを患者様に還元します。
- 地域医療機関と連携を強化し、地域医療の発展に貢献します。
- 職員同士のコミュニケーションを密にし、働きやすくやりがいの持てる職場環境づくりを推進します。